【1】レモネードづくり:事前の準備から
レモネードの準備

先日、友人が家の庭でできたレモンを送ってきてくれました。

あまりにもおいしそうなレモン。

娘の提案でレモネードを作ることにしました。

 

モンテッソーリ教育では、幼児期までは大人が様々な環境を整えます。

子ども達が使いやすく、自分で「最初から最後までできる」ということを考えて準備をします。

ただ作業をするだけではなく、後始末ができてこそ、

自立と自律への大切な学びとなります。

 

必要な物をそろえて、子ども達が使いやすいように事前に準備しておきます。

お盆やトレーにセッティングしているのは、

そのお盆の中が「作業のお庭。空間」となります。

子どものために準備されたお庭は、分かりやすく、想像がつきやすく、

全て完結するために子どもにとってちょうど良い大きさです。

幼児期にこのように準備された空間に触れていると、

小学校に入った娘は、自分で準備することの楽しさへと移行しています。

 

作業の前に必要な物を準備することは、

「物事を完結させるための大事な一歩」だそうです。

このレモネード作りでも、

お盆の上にピッチャー、レモン、ミントの葉、砂糖、水を揃えます。

砂糖は予め20gと水大さじ2を計っておきます。

 

【2】実際に作ります

レモネードの準備

 

準備ができたら、次は順次作っていきます。

まずは櫛切りにしたレモンを丁寧に絞ります。

(※この時、絞り機を使ってもいいのですが、指でつまんで絞ることで指先に力を入れることができるので、

指先を使うことが何より大事な時期の小さなお子様にもおすすめです)

次に、小鍋に砂糖と水を入れ、砂糖を溶かします。

今回は一人分の分量をご紹介しましたが、家族の分を作ると、一緒にかけ算の勉強にもなりますね。

【3】材料

レモネードの準備

 

全ての材料を入れ、炭酸水を入れるとできあがりです。

ここで材料のご紹介です。

『一人分』

レモン1個

砂糖20g

水大さじ2

ミントの葉1枚

炭酸水 適量

※分量はお好みで変更してくださいね。

 

レモネードの準備

 

レモネードづくりでとても役に立った道具たちです。↓

 

 

 

 

 

他にも、お外ご飯の時や、おうちごはんで、子ども達が飲み物を注ぎやすいピッチャーです。
このピッチャーは、2歳ごろからお使いいただけます。

【こんな質問がございました!】

Q:2歳からでも使えますか。
A:手首の筋肉がどこまで育っているか、また体の大きさにもよりますので、個人差がございますが、

つばめの家では2歳~2歳半のお子様がお茶を入れる時に使用しています。

注ぎ口を正しい位置にして注ぐことは難しく、こぼれることがありますので下にトレーやお盆を置き、その上で注ぐとよいかと思います。

また、まずは小さめのピッチャーで練習をしてから次に進まれるとよいかと思います。

最初は、コップ一杯分の飲み物をピッチャーに入れ、お子様がコップに注がれるとよいかと思います。

まずは豆うつしで練習を!