【1】つばめの家いちおしのお茶セット

つばめの家お茶セット

 

 

モンテッソーリ教育という観点からも、子どもの手と心を育てるという

観点からもおすすめのお茶セット。

私も家で使っていて本当のよかった。

幼いころから使わせてあげてよかったと思う道具の一つです。

娘のために、こうしてお茶をセッティングしています。

 

つばめの家のお茶セット

 

最近では日本茶でも紅茶でも、どちらでも自由に作れるように

このようにセッティングしています。

 

【2】魅力的なお茶缶と急須

つばめの家のお茶セット

 

つばめの家のスタッフと共に、探し続けたのが急須とお茶缶です。

急須は、お湯を使うので持ちやすいことと傾けやすいことが絶対条件でした。

この白山陶器の急須は大きさもちょうどよく、また持ち手が子どもの手にちょうど良く

サイドに取り付けられた持ち手が傾けやすいのです。

コロンとした見た目がかわいく、子ども達も使いたくなる急須です。

お茶缶も子どもの手になじみやすく、子ども一人でも開けることができ、

そして内蓋もちゃんとついています。

子ども達はお茶を淹れるのが大好き。

4歳ごろ~のお子様にお茶の淹れ方を提示すると、行列ができるほどです。

お茶セットを準備するメリットは様々です。

①お茶の淹れ方を知る。

②お茶を注ぐときの傾きや手首などの動かし方を知る。

③所作を知ることができる。

④誰かのためにお茶を淹れる気持ちを大切にする。

⑤分量を自分で計り数の感覚を大切にする。

などなど。

つばめの家のお茶セット

 

ブリキの缶を職人さんが一つ一つわざと傷をつけて加工したこの缶は、

佇まいも美しく、置いているだけで癒されます。

最近Lサイズの販売もスタートしました。

 

我が家ではMサイズは日本茶用、Lサイズは紅茶用に使用しています。

 

つばめの家のお茶セット

 

他のステンレス製の調理道具がガラス製品との相性も良いです。

 


 

【3】お茶を淹れたいと言った時の注意点は。

 

つばめの家のお茶セット

 

このように、お茶を淹れることでたくさんの学びを得ることができます。

ただ、大人の私たちから見ると危ないのではないか。

どのように準備をし、どのような点に気を付けたらよいのか。

わからないことが多くあると思います。

そこで、大切なポイントをお伝えしますね。

 

①まずは、準備をしておくことです。

お盆の中で完結できるように。そしていつでも手に取れるようにしておくことが

大切なポイントだと思います。

最初から最後まで一人でできるようにする。

ということがモンテッソーリ教育には欠かせない考え方です。

 

②始める前に、お茶の淹れ方をしっかり見せます。

おやつを食べる前等に提示してみるとよいかと思います。

「ちょっとお茶を淹れてみるね」

と一つ一つの道具を子どもの前に持ってきて

蓋を開ける動き。

スプーンで茶葉をすくうところ。

すくった茶葉を急須に入れる。

など一つ一つの動作をまるで「こうしてするんだよ」

と言葉で説明するように見せます。

 

③お茶がこぼれた時の対応の仕方を教えるつもりで。

大人が子どもにさせる際に躊躇する理由の一つは

「遊び始める」ことと「こぼしたした時の対応」。

遊び始めたときは、「しない方が良いです」

まだ子どもにお茶を落ち着いて入れる準備ができていないので、

もう少し簡単なことで特に手を動かすお仕事を中心に一旦戻りましょう。

こぼしたときは、「こぼれたら拭いたらいいよ」と

拭き方や片付け方を教えてください。

一度教えたら、一人でも始末ができるようになり、お子様の自信に必ずつながります。

 

※お湯のところは大人の方が入れるか、予め魔法瓶に60度ぐらいに冷ました

お湯を入れてセットしてもよいでしょう。

 

 

つばめの家のお茶セット

お茶が入りましたよ。と準備をしてもらうととても嬉しくなります。

おもてなしの心も自然と育ちますね。

 

【4】大切なのは「やりたい」時に。

つばめの家のお茶セット

いつか大きくなったら。

いつか一人でできる時に。

では少し遅いかもしれません。

子どもは「今知りたい」「今してみたい」

その時の気持ちには大きな「意欲」が隠れているのですが、

その隠れた意欲は二度目には同じものはないと言われます。

①まずはしてみる。

②もし遊びへと反れてしまったら一旦やめる。

③少し経ったらまた働きかけてみる。

 

私も仕事と育児で大変な時に、娘からのリクエストにしんどくなった時もありますが、

その時にちゃんと準備をしてよかったと、ふり返って感じることが多いのがこのお茶セット。

今では、自分で好きな時にお茶を淹れたり、

誰かのためにお茶を淹れることが自然にできるようになっています。

子どもの「してみたい」の時期を大切にすることで、

お子様の未来の景色が変わってくるかもしれませんね。